金毘羅さん

Category : 小豆知識

香川に来るときは、金毘羅さんにお参りに来るときや!!っていう方もいるぐらい有名なお寺ですね。

「金毘羅宮」や「琴平宮」、「金刀比羅宮」とも書かれますが、全て正解だそうです。

このあたりに日本の神様の寛容さが窺えます。

「あなた方のお好きなようにお書きなさい。」と微笑む神様が目に浮かびます。

ここでは、金毘羅宮で統一させてもらいます。

 

全国各地で見られる「金毘羅宮」の総本部が、香川県にある金毘羅さんです。

 

主に、海上交通の守り神として信仰されています。

境内には、日本各地のあらゆる船舶会社の痕跡が見られます。船が大好きな方にはたまらないスポットですね。

 

船って日常的に接する機会が少ないからこそ、ロマンを感じます。

離島に住んでいれば、嫌でも利用せざるをえませんが、それでも身近に感じたことは今までありませんでした。

しかし、よくよく考えてみるとすごいことじゃないですか?飛行機と同様の理由で。

あんなにもでっかい鉄の塊が浮くもんなんですね。おそらく、船は「ロマン」で浮いています。

飛行機は「動力」で浮いていますが。

 

ちなみに、かつて小豆島は海賊が沢山いたようです。由緒ある家の家系図を辿っていくと、先祖が海賊だった事例はざらにあります。特に坂手地区なんかは、格好のアジトだったとか。

 

金毘羅さんで有名なのは、長い長い階段ですね。参道の石段は本宮までは785段、全部で1368段あります。

この階段は、心地よい疲れを与えてくれます。必然的に標高も高いので、空気がおいしい!!

多少疲れてしまっても、清々しい気持ちにさせてくれます。

 

金毘羅宮の神様

金毘羅さんには、「大物主(おおものぬし)」という神様がいらっしゃいます。

大物主は、「海を照らし現れた蛇神」だそうです。

御利益としては、稲作豊穣、厄除け、醸造等があります。

日本酒の造り酒屋には、杉の葉を固めた球が見られることがあります。これは、酒造りの神でもある大物主の神力が、杉の木に宿るとされていたためといわれています。

 

そういえば、金毘羅さんの参道には、日本酒で全国的に有名な「金陵」が創業された当時の酒蔵があります。中に入って見学や試飲することもできます。

いいお酒を造るためには、いいお米が欠かせません。

金毘羅さんに向かう道中も田んぼが立ち並び、自然が豊かでとても癒されます。近辺の街並みも当時の面影を残し、日本古来の生き方を今も守り続けてくれています。

世の中の出来事は、全て繋がっていると感じます。

 

金毘羅宮の歴史

金毘羅さんの信仰が広まったのは、江戸時代の中期だとされています。各地で金毘羅参りが盛んにおこなわれるようになり、庶民の憧れだったとか。

有名な民謡「金毘羅船々」が唄われだしのは、江戸時代の後期ですので、かなり長い歴史をもった歌です。

若い方にも聴いたことがある方がいらっしゃると思いますよ。

素晴らしい演奏です。会場の空席の数にはノータッチでいきます。

 

そして、1969年には、金毘羅信仰を後世に伝えるために、宗教法人金毘羅本教が設立されました。

それによる正式な分社は日本で6つしかありません。

・出雲分社

・神戸分社

・松山分社

・尾張分社

・鳥羽分社

・東京分社

フランチャイズ企業でいうところの直営店のようなものでしょうかね。もしくは暖簾分け?

 

金毘羅宮へのアクセス

電車ですと、各線琴平駅から徒歩で約15~20分。

自動車だと、高松空港から約50分。高松駅から約1時間。

駐車場は沢山ありますが、さすがにオンシーズンは、電車の方が良いと思います。

東京からは、「サンライズ瀬戸」という寝台特急があります。夜に東京を出て、朝に琴平駅に着きます。

電車で移り変わる景色を眺めながら旅をするのも素敵ですね。

 

まとめ

金毘羅宮は、参道から境内まで素晴らしく整備されており、未だにかなりの人気を誇っています。

これは、一般人にも通じるものがあると感じます。

結局、やる気や信念がないと廃れてしまうのです。発展させる覚悟を持ち続けたいものですね。

それが、後世に伝統を伝えることではないでしょうか。

大事なものは、代々子孫に受け継ぐ義務があります。子供にとっていい社会にする、ということを忘れると間違った方向へ進んでしまいます。

古いから良いわけではありません。

本当に価値のある、消費されない歴史をこれからも大切にしていきたいと思う、今日この頃でした。


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